本日の言葉大賞

2015年から始めた本日の言葉大賞のページ。本日の言葉で取り上げた中から1年でもっともインパクトのあった言葉を3つ選んでみた。






2024年
金賞 2190 あざらし幼稚園
銀賞 2189 無課金おじさん
銅賞 2201 不適切報道

あざらし幼稚園
とあるXのポストをきっかけに「アザラシ幼稚園」のライブ配信が大きく話題となった。 ライブ配信をしているのは、オランダにあるアザラシセンターで野生のアザラシをケアし、自然へ帰す活動を行っている。 スーパーチャットを解禁すると瞬く間に視聴者から投げ銭が集まり、ふたたび世間の注目を大きく集めた。 その後もSNS上で拡散され大ムーブメントが起こった。

無課金おじさん
2024年パリオリンピック混合団体10mエアピストル競技銀メダリスト。トルコの射撃選手ユスフ・ディケチ氏の愛称。 通常の選手は射撃精度を高めるためにいろいろと装備をするのが普通だが、ディケチ氏は、Tシャツ1枚、黒いズボンに シンプルな黒縁眼鏡、耳栓のみという軽装であった。 ゲームで課金プレイヤー相手に大善戦を演じるような手練の無課金プレイヤーに例えて「無課金おじさん」という愛称がついた。

不適切報道
今年の流行語大賞は「ふてほど」だった。ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称とのこと。 世間では全然聞いたことないという声が多数上がった。 「ふてほど」がドラマのタイトルではなく「不適切報道」なら納得いく、という テレビ報道不信を元にした言葉遊びが拡散された。



2023年
金賞 2136 テトウ
銀賞 2142 強風オールバック
銅賞 2160 見せ算

テトウ
立憲民主党の田島麻衣子参院議員が参院経済産業委員会で「手当」を「てとう」と読む。 どうやら一応「てとう」は霞が関の業界用語らしい。果たしてただの読み間違いか業界用語なのかは不明。

強風オールバック
夏にカップヌードルのCMで強風オールバックの替え歌が使われた。独特な歌詞とサウンドで中毒性がある曲。 元は3月にゆこぴ氏によって配信された曲。

見せ算
2023年のM-1グランプリの決勝で「さや香」という漫才コンビが披露したネタ。「見せ算」とは四則演算の5つ目として考案されたという設定。 簡単に言うと2つの数字がお互いをどう思うかという観点で計算するというもの。この答えを「眼」という。 賛否多いネタで世間を騒めかせた。個人的にはじわじわ来るタイプで見せ算は好きだな。



2022年
金賞 2076 検討師
銀賞 2112 アンコリーノ
銅賞 2096 ミャクミャク

検討師
重要なことは検討するだけで何もしない岸田総理。それを皮肉って検討師と言われた。 その割にはいらないことは勝手に進めるからたちが悪い。

アンコリーノ
チャットAIに「小麦粉・砂糖・卵を水で溶いた生地にあんこなどを入れて、丸い金属の型で焼き上げた和菓子」を示したところ。 アンコリーノという回答が返ってきた。地域や人によって呼び名が異なる有名なあの和菓子だが、今川焼でも大判焼きでもおやき・・・などなどではなく。 全く新しいアンコリーノという言葉が生まれた。一層のことアンコリーノに統一したら平和な世界になるかもよ。

ミャクミャク
2025年に行われる大阪万博の公式キャラの名前がミャクミャクと発表された。 独特のロゴマークで話題にもなったが、名前が発表されて神様のようだとさらにネットで盛り上がった。 ミャクミャク様とも呼ばれ人気を集めた。



2021年
金賞 2034:おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が。
銀賞 2042:持続可能な議員生活へ
銅賞 2059:立憲共産党

おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が。
TBS NEWSのインタビューで小泉進次郎元環境相が、「CO2を2030年までに46%削減を目標と掲げてるが、46%の根拠は?」と聞かれた時の返答。

持続可能な議員生活へ
木下富美子元都議が選挙期間中に無免許運転で人身事故をしたことを公表せずに当選した。 それを持って都民ファーストの会から除名され、一人会派SDGs東京を立ち上げる。当選から約4か月雲隠れをしてたが、11月下旬に辞職。 SDGs(持続可能な開発目標)の持続可能は議員生活だったらしい。

立憲共産党
2021年の衆院選で共産党と共闘する立憲民主党を「立憲共産党」と揶揄。



2020年
金賞 1974:集近閉
銀賞 2009:バイデン曲線
銅賞 1952:チャイニーズウイルス

集近閉
しゅうきんぺいに気をつけろ。集まらない、近づかない、閉じない。いわゆる3密を回避して新型コロナに感染しないようにしましょうという標語。 さらに中国の総書記 習近平を皮肉ってるのも最高。

バイデン曲線
アメリカ大統領選でミシガン州とウィスコンシン州の選挙当局で、 民主党大統領候補ジョーバイデン氏の投票集計が未明に劇的に増加した。下の青線をバイデン曲線という。


チャイニーズウイルス
新型コロナの発生源は中国(武漢)という事実を忘れないようにCOVID-19という名称ではなく チャイニーズウイルス(武漢ウイルス)にするべきと思う。


2019年
金賞 1905:サカイマッスル
銀賞 1929:り地域
銅賞 1952:シュレッダーを見る会

サカイマッスル
大阪メトロの英語サイトで、「堺筋線」を「サカイマッスルライン」などと誤訳。

り地域
貿易・輸出安全保障政策の手法。 日本では、安全性の高い国・地域を、「いろはにほへとちり」で分類。 韓国を「い地域」から「り地域」に指定。ちなみに「り地域」に指定されてるのは韓国のみである。

シュレッダーを見る会
野党が桜を見る会の招待者名簿を裁断した内閣府所有のシュレッダーを視察し、 800枚の用紙をシュレッダーにかけてタイムを計測した。 動画を見る限り白紙で検証した疑惑あり。



2018年
金賞 1839:今起こり猿馬見れんだろ
銀賞 1833:メンバー
銅賞 1849:魚と羊を除くとヘイト

今起こり猿馬見れんだろ (猿馬見れんだろ大会)
謎のツイートをすることで有名な社民党の福島みずほ氏。そのなかでももっとも秀逸なツイート。 それらの謎ツイートは暗号文なのではという噂もある。

メンバー
TOKIOの山口達也氏が強制わいせつ容疑で書類送検されたときに なぜか「山口容疑者」ではなく「山口メンバー」と報道。

魚と羊を除くとヘイト
ツイッターで「除鮮」というワードがヘイト認定となったらしい。 自分のアカウントも5、6年前のツイートでアカウントロックされた。



2017年
金賞 1739:フェイクニュース
銀賞 1768:貧困調査
銅賞 1787:ふたりでモリカケ!

フェイクニュース
トランプ大統領がメディアに対して何度も言った言葉。流行語大賞でも選ばれたが、「ネットに蔓延するフェイクニュースを 報道機関がファクトチェックする」と、とんでもない説明がされたとか。実際は全くの逆で「報道機関のフェイクニュースを ネットがファクトチェックする」が正しい。既存メディアによる捏造や偏向は目に余るものがある。フェイクニュースとは まさに日本のメディアを象徴する言葉だ。

貧困調査
前文科省事務次官 前川喜平氏は出会い系バーに通ってたことを貧困調査をするためと釈明した。ちなみに男の貧困調査は 対象外らしい。

ふたりでモリカケ!
安倍総理がTBS NEWS23の生放送中の放送事故。 イヤホンから「2人でモリカケ!」という指示が漏れた。
モリカケとは森友学園と加計学園に関する疑惑のこと。野党やメディアが勝手に言ってるだけで実際には何も問題ない。



2016年
金賞 1681:違法性ないが一部不適切
銀賞 1725:サプラーイズ
銅賞 1676:結構な波動です

違法性ないが一部不適切
舛添元都知事が開いた一連の公私混同疑惑についての記者会見で発言された言葉

サプラーイズ
インド映画であるクリッシュ3で悪役ボスが戦闘シーンで言うセリフ

結構な波動です
水素水を出された場合、ビジネスマナー的に正しい返答の仕方らしい



2015年
金賞 1636:ぱよぱよちーん
銀賞 1578:基本は肌色ヅバーン
銅賞 1560:なんでも官邸団

ぱよぱよちーん
セキュリティ会社の社員でありながら個人情報を悪用した事件の際に生まれた迷言。 ぱよぱよちーんの破壊力は凄まじい。歴代でもトップクラスかもしれない。

基本は肌色ヅバーン
飲み会中に生まれた言葉。ヅバーンとは某みきまつ氏の露出の高いイラストを指す。

なんでも官邸団
何が起きても首相のせいにして官邸前で騒ぐ人々のこと



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